2020年度第1回ろう者学トーク:岩田直樹さん

2020/06/25掲載

久しぶりの更新となりました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
ろう者学ランチトークは、2013年から本学天久保キャンパスを会場として開催してきました。2020年第1回目は「ろう者学トーク」として、リモート撮影した動画(日本手話言語、日本語字幕付、18分39秒)を準備いたしました。新型コロナウイルス感染症感染拡大防止に伴う、初の試みではありますが、動画コンテンツとして公開することで、全国の高等教育機関で学ぶ学生、教職員の皆さまにも視聴いただける形になりました。本記事の末尾に申込み方法を記載しましたので、お気軽にお問い合わせください。なお、本動画コンテンツについては、6月15日~22日の間、本学の学生および教職員を対象として限定公開しました。

今回は、本学総合デザイン学科を2018年に卒業し、現在はデザイナーとしてご活躍されている岩田直樹さんを講師にお招きし、「聴こえない人がデザイナーとして生きていくためには」というテーマでご講演いただきました。

最初に講師 岩田直樹さんのプロフィールをご紹介いたします。

岩田直樹さん

岩田直樹さん

生まれつき両耳が聴こえない。和歌山出身。

大学入学をきっかけに18年間住んでいた和歌山からつくばへ。2018年、筑波技術大学総合デザイン学科を卒業後でもつくばに残る。 現在は会社でデザイナーとして勤務。

勤務時間外でも個人でデザイナーとして活動しつつ、 聴覚障害者として健聴者と聴覚障害者のコミュニティの問題を解決したいと奮闘中。

東京・つくばで定期的に開催されている「ろうちょ~会」の運営に携わる。

かつてからの夢であったデザイナーという職業でご活躍されている岩田さんは、ご自身の経験やデザイン業の手法を紹介しつつ、夢や目標を実現するための方法についてお話しくださいました。

未来から現在を見て目標達成の方法を考える「バックキャスティング」、実際に試しながらブラッシュアップさせていく「プロトタイピング」…どちらもデザイン業でとられる手法だそうです。なるほど、これは夢の実現はもちろんのこと、筆者の日々の生活でも生かせそうです。

また岩田さんは、学生時代から現在に至るまで、課外活動団体や地域のイベント等、本職以外の活動にも精力的に取り組んでいらっしゃいます。きこえない人、きこえる人がお酒を片手に交流するろうちょ~会(ろうちょ〜会Facebookページろうちょ〜会Twitter@rochokai)や、Twitterの「#Twitter手話辞典」を、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

外での活動によって、人脈を広げたりスキルアップをはかったりすることができ、これらは夢の実現の一助になっているようです。現在デザインの仕事をする上でも、失敗も含めた豊富な経験は岩田さんの強みとなっています。新しい環境に物怖じせず挑戦していく岩田さんの姿勢に感服いたしました。

6月15日~22日の学内向け配信では、延べ173名の視聴がありました。ありがとうございます。

全国の高等教育機関等の学生にも、岩田さんご本人のトーク動画を是非ご覧いただきたく思います。遠方にお住まいでこれまでのろう者学ランチトークに参加が難しかった方も、この機会にいかがでしょうか。希望される方は下記をご確認の上、申し込み先メールアドレスにご連絡ください。

 高等教育機関等の名称・部局:
 視聴期間:〇月✕日〜〇月✕日(2020年6月から12月までの間、
      日曜日開始・土曜日終了の1週間を上限とする)
 対象者:きこえない学生、支援学生、支援室関係者
 対象者数:
 申込先:info@deafstudies.jp

お申し込みお待ちしております。
そして、お忙しい中ご講演くださった岩田直樹さん、ありがとうございました!

ランチトーク

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