2020年度第3回ろう者学トーク:重田千輝さん

2020/10/15掲載

 すっかり秋めいてまいりましたね。ときおり寒さを覚える日もありますが、お風邪などひかれていないでしょうか。
 ろう者学ランチトークは、2013年度から本学天久保キャンパスを会場として開催してきました。2020年度は、第1回より「ろう者学トーク」として、講演をリモート撮影しており、今回は第3回となります。
 新型コロナウイルス感染症感染拡大防止に伴う開催形態ではありますが、リモート撮影した動画コンテンツは全国の高等教育機関で学ぶきこえない学生、支援学生、教職員の皆さまにも視聴いただける形といたしましたが、お申し込みいただいた皆さまへの限定公開となっています。本記事の末尾に申込み方法を記載していますので、お気軽にお問い合わせください。

 今回は、「目で聴くテレビ」でディレクター・手話キャスターとして活躍されている、重田千輝さんを講師にお招きし、「『目で聴く』テレビ〜とあるディレクターの挑戦とメッセージ〜」というテーマでご講演いただきました。

 最初に講師 重田千輝氏のプロフィールをご紹介いたします。

重田しげた千輝かずきさん

重田千輝氏

大阪府出身のデフファミリー。小学校~高校まで地域校に通い、筑波大学、大学院でろう者・難聴者の心理を学ぶ。修了後、全国手話研修センター日本手話研究所で手話研究の事務に携わる。2018年障害者放送通信機構に入職し、以後、「目で聴くテレビ」ディレクター兼手話キャスターとして奮闘中。

 障害者放送通信機構が提供している「目で聴くテレビ」を、ご覧になったことはありますでしょうか。これは、阪神淡路大震災で聞こえない人々が情報を満足に手に入れられなかった痛苦を教訓に始まった、手話と字幕によるテレビ放送です。重田さんご自身も、幼少期にこの阪神淡路大震災を経験しており、ろうのご両親の不安そうな顔を今でも覚えているそうです。

 本トークでは、「目で聴くテレビ」が提供しているコンテンツの紹介と共に、そこに出演している重田さんの想いを語っていただきました。ディレクター・手話キャスターとして活躍されている重田さんの、情報を伝える者としての姿勢を形作ったのは、多様なバックグラウンドを持つ人々との出会い、そして学生時代に出会ったある本でした。重田さんはそれらから得た知見と目標を胸に、現在番組作りに情熱を注いでいます。
 トークの最後には、学生のみなさんに3つのメッセージをいただきました。重田さんがいかにして、現在の情熱を注ぐ仕事に就くに至ったのか、そのヒントが伺われるメッセージです。夢に向かってまい進している方も、まだ漠然としている方も、ご自身の将来を考えるきっかけになることと思います。

 ご講演くださった重田千輝さん、ご協力くださいました障害者放送通信機構の皆さま、ありがとうございました!

視聴の申込方法

 本動画の講師である重田氏は日本手話言語で講演しております。動画は20分00秒で、日本語字幕を付与しています。是非ご視聴ください。視聴をご希望される方は下記をご確認の上、下記申込先までご連絡ください。

高等教育機関等の名称・部局:
氏名:
視聴期間:〇月✕日~〇月✕日(2020年10月から12月までの間、
     日曜日開始・土曜日終了の1週間を上限とする)
対象者:きこえない学生、支援学生、支援室関係者
対象者数:○名
申込先:info@deafstudies.jp
みなさまのお申し込みお待ちしております。

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