手話言語学習者対象

教育用語を学ぼう!

補完学習活動「教育用語」学習指導案

1 対象

手話奉仕員養成講座修了者(10名)
聾学校教員(1年目、手話検定2〜4級レベル)

2 指導の形態

通常教室(120分)

3 指導の目的

1)自身で調査し、手話で発表する力を身につける(言語的+論理的+博物的能力を高める)

2)ろう教育に関する用語を理解し、一般教育との違いを知る

3)用語を理解した上で、日本手話で論理的に説明できるようにする

4 指導にあたって

・受動的から能動的への変換の最初のステップとして、各自が事前に用語などを調査し、数分で説明できるようにするとよい

・説明した後、質問時間を設けることで、理解を深めていくと良い

・日聴紙などの参考文献を紹介することで、専門図書などを紹介するとよい。

5 本時の展開


学習活動 指導・支援内容
(留意事項及び配慮事項)
評価の観点


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ろう教育に使用される用語を把握する ・「ろう教育」に使用される用語、自由に発言させることで専門用語に意識を向ける。
・前回出された宿題の中から、2~3人毎に1題を掲示しておく
積極的に発言できているか?【態度】
用語の調査結果を発表する ・各自調べてきたことを発表し、発表方法は下記の通り
  • 発表3分、質疑2分
  • 言語は日本手話とする
  • スライドを使用してもよい
 
主体的な学習意識をどのくらい高められたか?【観察】


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映像視聴
 
 
インタビュー
・選択された用語の動画を視聴 (30分)
 
・インタビュー
受けてきた教育法が異なる2~3名のろう者ゲストを招き、受講生によるインタビューを行う。さらに質問時間を設け、理解を深める (20分)



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まとめ ・ろう者の生活などの実態の背景に、ろう教育法が異なる影響が大きいことを示唆してまとめる。 学習を通して、ろう者の発達と教育法の関係を把握できたか?【知識理解】

6 参考・引用文献またはWebサイト

・ろう者学教育コンテンツ開発プロジェクト,https://www.deafstudies.jp/info/vidarc/,ろう者学教育コンテンツWebサイト,コミュニティ「教育用語」

・日本聴力障害者新聞、MIMIなど

作成:繁益 陽介(2015年)
編集:ろう者学教育コンテンツ開発取組担当

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