聾学校(聴覚特別支援学校)等対象

補聴器とテクノロジー

自立活動「補聴器とテクノロジー」学習指導略案

1 対象

中学部

2 指導の形態

通常教室

3 指導の目的

1)補聴器を利用及び管理する際に、大事なことを知る。

2)テクノロジーの進歩がもたらした電子機器とろう者の生活の変化について考える。

4 指導にあたって

・生徒の実態や課題、目標に合わせて内容を工夫すること

・「あったらいいな」でまとめた内容は、授業後に廊下に掲示するなどして公開すると良い
※補聴器の管理を保護者任せにしている実態を考慮し、自己管理するような意識付けを促す

5 本時の展開


学習活動 指導・支援内容
(留意事項及び配慮事項)
評価の観点

 

5
・補聴器〇×クイズ ・児童生徒の実態を考慮した上で、クイズ内容を選択すること 積極的に挙手しているか【関心意欲】

 


15
・映像を視聴する ※映像視聴「補聴器の利用について」
・生徒の補聴器の利用状況に合わせて視聴内容を取捨選択すること
[1:40-]ボリュームの調整について
[2:15-]補聴器の故障の原因とは
[3:32-]ハウリングについて
[4:20-5:30]補聴器の違和感が生じた場合の対処
[9:34-最後]故障の際の修理について
集中して、映像を視聴しているか【態度】
・ワークシートに記入 ・ワークシートを配布し、記入後は全体で共有し、内容を確認する 視聴内容を元に、自分で考えてワークシートに記入しているか【観察】

 


20
・身の回りにあるテクノロジーについて考える ・自宅で使っているものや親、周りが使っているもの、学校や外出先、テレビで観たことがあるものを広く出してもらう
※機器の名称のみならず、使用場面や方法なども合わせて発表してもらうこと
※「生活・文化・コミュニケーション」が大きく変わったことを理解し、整理する
これまでの経験を想起し、発言しているか【関心意欲】
発言の際、内容を整理した上で、発表できているか【発表】



5
・新しいテクノロジーの発展を考える ・現実的に可能か否かは別として、自由な発想で「あったらいいな」を考えさせ、付箋に記入させる
・ブレーンストーミング※1について説明した上で、自由にアイディアを出し合うことを楽しむ
・思い付いた人から付箋に記入し、発表させる
・発表内容が似ていた場合は、グループ化していく
※似たような意見の場合は、グループにして貼付
周りがわかりやすいよう、伝わりやすいよう発表できているか【表現】
意見を多く述べられているか【関心意欲】

※1 ブレーンストーミング:グループのメンバーが、ある問題について自由にアイディアを出し合う手法を指す。基本的な原則として「批判はしない、自由に発言、質より量、連想と結合」がある。

6 参考・引用文献

・ろう者学教育コンテンツ開発プロジェクト,https://www.deafstudies.jp/info/vidarc-ds/,ろう者学教育コンテンツ映像アーカイブ,佐藤正幸先生「補聴器の利用について」

・「補聴器と人工内耳」,全国聴覚障害教職員協議会(2011)「365日のワークシート」日本印刷株式会社,3-2-5

作成:宮町 悦信(2015年)
編集:ろう者学教育コンテンツ開発取組担当

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