聾学校(聴覚特別支援学校)等対象

自由に表現してみる

自立活動「自由に表現してみる」学習指導略案

1 対象

高等部3年生(自立活動)

2 指導の形態

特別教室(スライドを映し出し、発表できる広さがあると良い)

3 指導の目的(必要に応じて,個人の目標も設定)

1)音や音楽、劇を音だけでなく様々な楽しみ方があることを知る。

2)舞台手話通訳を通じて、ろう者も楽しめる舞台(芸術)について知る。

3)映画予告の映像に合わせて、自分達で手話表現をやってみる。

4 指導にあたって(単元・題材の構成について)※箇条書きでも可

・シアターアクセシビリティの観劇サポートガイドブック等読んでおくと指導しやすい。

・実際の通訳の際には、生徒の自由な手話表現を促す。

5 本時の展開


学習活動 指導・支援内容
(留意事項及び配慮事項)
評価の観点

 

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芸術とはなんだろう。





活弁士(無声映画)の紹介
<グループで活動>
演劇、ミュージカルを見た経験があるか、またはその感想を聞いてみる。
[スライド1、2]
ワークシート(1)
以前は多くの活弁士がいて、映像の隣で手話通訳を行なっていた事もあった。映画の字幕が主流になり、字幕を見るのが大変だと現在は吹き替えが多くなってきている。吹き替えだとろう者はわからない。
[スライド3]
ワークシート(2)
これまでの生活経験を想起し、発表することができるか
【興味関心態度】
ワークシートの記入状況を観察する
【知識理解】



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舞台手話通訳とは何か。

海外の舞台通訳






グループに分かれ、相手に伝わる手話表現などを工夫し、実際に動いてみる。
舞台手話通訳の紹介
アメリカのディズニーランドの手話通訳を見てみる。
【ビデオの視聴】
sign language interpreters at Disneyland(YouTube)
[スライド4]
ワークシート(3)

映画予告の映像(アニメ)の手話通訳をやってみる。アニメのキャラクターの表現や状況も含め、通訳できるように助言する。
[スライド6]
ワークシート(4)









伝える為の手話表現をどうすれば良いのか課題を持ってとりくめているか
【思考判断表現・技能】




日本での舞台通訳紹介 ・ディズニー シーのタートルトーク
・シアターアクセシビリティ
ろう者も芸術を楽しめる機会が増えてきている。
今後、そういった機会を利用して楽しめることを知る。
[スライド7]
授業の内容を理解できているか
【思考判断表現・知識理解】

※特筆すべき留意事項

6 参考・引用文献またはWebサイト

・sign language interpreters at Disneyland https://youtu.be/fFpj03fvmJk

・ピクサーの短編アニメ『Bao』https://youtu.be/urNPYd6g55Y

作成:平石量子、2019年
編集:ろう者学教育コンテンツ開発取組担当

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