手話奉仕員養成講座修了者(10名)
聾学校教員(1年目、手話検定2〜4級レベル)
通常教室(120分)
1)自身で調査し、手話で発表する力を身につける(言語的+論理的+博物的能力を高める)
2)ろう教育に関する用語を理解し、一般教育との違いを知る
3)用語を理解した上で、日本手話で論理的に説明できるようにする
・受動的から能動的への変換の最初のステップとして、各自が事前に用語などを調査し、数分で説明できるようにするとよい
・説明した後、質問時間を設けることで、理解を深めていくと良い
・日聴紙などの参考文献を紹介することで、専門図書などを紹介するとよい。
過 程 |
学習活動 | 指導・支援内容 (留意事項及び配慮事項) |
評価の観点 |
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導 入 40 分 |
ろう教育に使用される用語を把握する | ・「ろう教育」に使用される用語、自由に発言させることで専門用語に意識を向ける。 ・前回出された宿題の中から、2~3人毎に1題を掲示しておく |
積極的に発言できているか?【態度】 |
用語の調査結果を発表する | ・各自調べてきたことを発表し、発表方法は下記の通り
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主体的な学習意識をどのくらい高められたか?【観察】 |
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展 開 65 分 |
映像視聴 インタビュー |
・選択された用語の動画を視聴 (30分) ・インタビュー 受けてきた教育法が異なる2~3名のろう者ゲストを招き、受講生によるインタビューを行う。さらに質問時間を設け、理解を深める (20分) |
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ま と め 15 分 |
まとめ | ・ろう者の生活などの実態の背景に、ろう教育法が異なる影響が大きいことを示唆してまとめる。 | 学習を通して、ろう者の発達と教育法の関係を把握できたか?【知識理解】 |
・ろう者学教育コンテンツ開発プロジェクト,https://www.deafstudies.jp/info/vidarc/,ろう者学教育コンテンツWebサイト,コミュニティ「教育用語」
・日本聴力障害者新聞、MIMIなど
作成:繁益 陽介(2015年)
編集:ろう者学教育コンテンツ開発取組担当