第1回ろう者学ランチトークの開催報告:竹内かおりさん

2013/07/23掲載

 7月1日(月)に第1回ろう者学ランチトークが開催されました。

 アメリカから一時帰国中の竹内かおりさんにお越しいただき、『ASLマンガ』(ASL:アメリカ手話)についてお話しいただきました。

 竹内さんは2007年にダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業第27研修派遣生としてアメリカのギャローデット大学に留学し、『ASLマンガ』について研究・発表された方です。

 おかげさまで教職員・学生あわせて約20名の参加がありました。

 手話とセリフ(言葉)を一緒に描く従来のマンガとは違い、手話のみを描き、手話を読んで理解できるようにストーリーの流れや手話の動きや画面構成を工夫しているうちに、現在の『ASLマンガ』を編み出したそうです。マンガに小さいときから親しんでいる日本人ならでの発想ですね。

 手話を『読む』マンガー。それが新しい手話文学になるだろうという言葉が印象的でした。

 これからアメリカ内で起業し、ASLマンガを本格的に販売したいと話して下さいました。日本手話のマンガもいずれは作りたいのことです。読むのが楽しみですね。

 新しいチャレンジを続ける竹内さんのご活躍をお祈りしています。

 参加して下さった皆さま、ありがとうございました。


 

 

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