7月1日(月)に第1回ろう者学ランチトークが開催されました。
アメリカから一時帰国中の竹内かおりさんにお越しいただき、『ASLマンガ』(ASL:アメリカ手話)についてお話しいただきました。
竹内さんは2007年にダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業第27研修派遣生としてアメリカのギャローデット大学に留学し、『ASLマンガ』について研究・発表された方です。
おかげさまで教職員・学生あわせて約20名の参加がありました。
手話とセリフ(言葉)を一緒に描く従来のマンガとは違い、手話のみを描き、手話を読んで理解できるようにストーリーの流れや手話の動きや画面構成を工夫しているうちに、現在の『ASLマンガ』を編み出したそうです。マンガに小さいときから親しんでいる日本人ならでの発想ですね。
手話を『読む』マンガー。それが新しい手話文学になるだろうという言葉が印象的でした。
これからアメリカ内で起業し、ASLマンガを本格的に販売したいと話して下さいました。日本手話のマンガもいずれは作りたいのことです。読むのが楽しみですね。
新しいチャレンジを続ける竹内さんのご活躍をお祈りしています。
参加して下さった皆さま、ありがとうございました。