第48回全日本聾教育研究大会での研究発表

2014/10/29掲載

 10月16日(木)~17日(金)に兵庫県神戸市において第48回全日本聾教育研究大会(兵庫大会)が開催されました。

 全国聾教育研究大会は、1年に1度、全国各地から聾学校の教育現場にて指導にあたっている教員が一堂に集まり、教育方法や教育内容について研究発表・討論する場となっています。

 10月17日に研究協議分科会「自立活動II (言語・障害認識・コミュニケーション)」にて研究発表を行いました。テーマは「ろう者学教育コンテンツ及び手話言語コーパスの開発と共同利用 ~聾学校(特別支援学校)における活用の可能性」です。

 全国の聾学校(特別支援学校)高等部及び高等教育機関を対象にアンケート調査を実施した結果をもとに、ろう者学教育コンテンツの共同利用の有効性について述べ、聾学校の自立活動の教材として使える可能性を示しました。

 実際に自立活動の指導に携わっている教員の方々にろう者学教育コンテンツについて知ってもらう機会を得ることができ、意見交換を交わし、有意義な研究協議会でした。さらに現場の教員の方々と意見交換を重ねながら、より良い教材を開発してまいりたいと思います。

 発表をお聞き頂いた皆さま、ありがとうございました。


 

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