職場におけるコミュニケーションの問題を考えるワークショップ

2019/09/26掲載

 きこえない私たちが職場で直面する大きな問題はコミュニケーションです。この問題をすぐに解決することはできません。時間をかけて、コミュニケーション力を高めていくとともに、職場で啓発を図る取組みを続けていくことが大切になるでしょう。
 このワークショップでは、管理職経験者を含むきこえない専門家を講師にお迎えし、暗黙知、心のケア、ICTツールの活用と、コミュニケーション力を支える基本知識を学びます。職場改善とキャリアアップへのヒントが見つかるかもしれません。
 多くのみなさまのご参加をお待ち申し上げます。

対象: 現在の企業等に勤めて10年未満のきこえない社員 20名
   (手話言語によるコミュニケーションの可能な者)
企業等の人事担当社員(きこえる・きこえないを問わず) 数名
 
日時: 11月8日(金)18時45分から20時45分まで(18時30分受付開始)
 
会場: 大阪府社会福祉会館503号室
大阪市中央区谷町7丁目4−15 地下鉄谷町線・長堀鶴見緑地線「谷町六丁目」駅2・4番出口
 
参加費:  無料
 
プログラム(予定):
     ミニ講義1(15分) 「職場における暗黙知について」
     ミニ講義2(15分) 「職場における心のケアについて」
     ミニ講義3(15分) 「職場におけるICTツールの活用について」
      −休憩(10分)−
     グループ別ディスカッション・フィードバック(60分)
 
講師: 稲 淳子 (日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会 精神保健福祉士・社会福祉士)
大竹 浩司 (一般財団法人全日本ろうあ連盟理事 福祉・労働委員会委員長)
日下部 隆則 (同志社大学障がい学生支援室チーフコーディネーター・全学共通教養教育センター講師 元富士ゼロックスサービスクリエイティブ(株) グループ長)
宮本 治之 (学校法人慶應義塾職員 元NHK総務局業務管理部副部長)
 
申込方法:
お名前、現在お勤めの業種と年数を添えて下記までメールにてお申し込みください。
10月28日を〆切としますが、定員に達した時点で締め切らせていただきます。
     yk-kobayashi■a.tsukuba-tech.ac.jp (■を@に変えてください。)
     筑波技術大学障害者高等教育研究支援センター 小林洋子
 

主催: 国立大学法人筑波技術大学
協力: 公益社団法人大阪聴力障害者協会

本事業は令和元年度文部科学省受託研究「障害者の多様な学習活動を総合的に支援するための実践研究」の「障害者の学校卒業後のキャリア発達支援とスポーツ活動を通した生涯学習支援に資する学習プログラムの開発」事業の一環として実施されるものです。

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