自立活動「デフフッドについて」学習指導略案

1 対象

同校(聾学校)の教員
または聾学校教員が集まる勉強会

2 指導の形態

一斉講義
ディスカッション
(1時間〜2時間ほど)

3 指導の目的

1)より多くの聾学校の教員がデフフッドという概念を知る。

2)聾学校の教員個々が授業作りをするにあたって単元とデフフッドをどのように関連づけられるか考える。

3)デフフッドを取り入れた授業の普及

4 指導にあたって

・デフフッドに詳しいと思われる宮城教育大学準教授の松崎先生や大宮ろう学園教諭の戸田先生などを 講師に招くことができると尚良い。

・スライドの資料を配布する。

・ディスカッションを行う。

・教員対象のため、評価項目は削除する。

5 本時の展開


学習活動 指導・支援内容
(留意事項及び配慮事項)


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デフフッドについての説明を聞く。
・誰が考案したのか
・デフフッドの考え方とは
専門家ではないので、基本的な説明になることを了承してもらう。
説明は松崎先生のnoteの記事より抜粋。一部図を作成した。
PPTのノートに記事本文を引用したため説明の際の参考にする。
※Deafhoodのhoodについて、接尾辞の名刺語尾の場合には、「性質・状態・階級・身分・境遇などを表わす.」とあるので、「ろう者の状態」を意味すると考えられる。


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朝霞市社会福祉協議会がYouTubeで配信した、動画「ろう教育Part1,Part2」(それぞれ4:49,5:59なので合わせて10分ほど)について視聴、あるいは日本語訳の資料(資料①)を読む。

大宮ろう学園の実践例が記載された資料②を読む。
日本手話に不慣れな参加者がいる場合は、資料②を読んでいただくようにお願いする。

スライド5までが松崎先生の考え方をまとめたもの(あくまで講義者の考え方と誤解を与えないように留意する)、スライド6はデフフッドを取り入れている埼玉の聾学校の先生の考え方、スライド7は実践例を元に自分の授業作りの再考を促酢という流れである。
【補足】
特権ディスコースはオーディズムに通じるところがある。説明の際に関連づけることも可能。



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資料②をもとに(必ずしも準じる必要はない)、自身の担当している教科が同じ者同士でグループを作り、デフフッドを取り入れた授業の例について考案し合い、ディスカッションを行う。
最後にグループのディスカッションの成果を全体に発表する。
余裕があれば発表ごとに意見やコメントを募る。

6 参考文献またはWebサイト

宮城教育大学 松崎丈先生(note)
 https://note.com/matsuzakijo/n/nc71cc69f10b9
戸田康之さん『ろう教育 Part.1』
 https://www.asaka-shakyo.or.jp/shisetsu/sougou/data/20201026.pdf
戸田康之さん『ろう教育 Part.2』
 https://www.asaka-shakyo.or.jp/shisetsu/sougou/data/20201102.pdf
YouTube 朝霞社協 公式チャンネル「ろう教育Part1」
 https://www.youtube.com/watch?v=_rBF7sx8id4&t=6s
YouTube 朝霞社協 公式チャンネル「ろう教育Part2」
 https://www.youtube.com/watch?v=AWgf88hXPiU

作成:下森 めぐみ (2021年)
編集:ろう者学教育コンテンツ開発取組担当

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